看護師の国家試験は難しいのか

看護師になるためには今のところ、看護師になるための勉強をつんだ後に、都道府県単位で行われる准看護師の試験や、さらに高度な勉強をした後に行われる看護師の国家試験を受けて合格しなくてはいけません。
国家試験よりは都道府県単位で行われる准看護師の試験のほうが難易度的には簡単で、また、准看護師としての実務経験を積むと、国家試験の受験資格を受けられる、つまりは看護師として働きながらキャリアアップを目指すことができるため、今までは循環越しとしての資格を取得して、実際に循環越しとして現場に立ちながら、さらに高度な正看護師としての資格取得を目指すという人も沢山いました。
しかし、年々看護師の質が低下していること、看護中のミスや事故などが目立ってきていることから、准看護師制度を廃止して、国家試験だけに絞ろうという動きも出てきています。
実際、2013年度から神奈川県では准看護師制度を廃止、今いる准看護師たちもできるだけ早く正看護師に慣れるように支援するという方針をまとめました。
人手不足の看護師の中で、大きな役割を果たしてきた准看護師ですが、やはり、新しい知識や技術が次々と進化する医療や看護分野において、より高い知識や技術、そして看護に関しての志が必要とされるようになったのです。
正看護師になるためには、国家試験を受けて合格する必要があります。
国家試験といっても、看護師養成のための学校や大学で勉強したことが出るだけなので、しっかり勉強していれば何も恐れることはありません。
国家試験を難しいと恐れないためにも、しっかりと勉強し、試験に臨みましょう。